荷物の山

山名れんげです。

以前くも膜下出血で倒れた兄の話をしましたが、ようやく退院できる運びとなりました。

本人の闘病が一番つらかったのはもちろんですが、サポートする私と夫にとっても大変な日々でした。

貯金ゼロ、借金抱えてぶっ倒れた人の後処理は夫婦ゲンカの火種になるレベルで壮絶でしたよ。

まあその辺の話は別の記事に書いたので、これ以上はやめときましょうか。
借金持ちの兄に振り回された2018年。債務整理を勧めたよ

で、その兄なんですがひとまずは療養のため、グループホーム的なところに入所してもらうことになりました。

入所にあたって、レンタル倉庫に保管しておいた本人の荷物をホームの部屋に移送しなくちゃなりません。

というわけで、なるべくお金をかけずに荷物を運ぶべく、私と夫のふたりで奮闘してきた時の話を書こうと思います。



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予算も人手もない

予算がないので使える車は我が家の自家用車のみ。ワゴンRタイプの中古の軽自動車です。

チャイルドシート取っ払って後部座席を倒せば、まあそこそこ荷物が入る台車代わりくらいにはなるかな?という感じのシロモノです。

使える人員は私と夫の2名のみ。他の親戚は皆それぞれ自分の生活やら仕事やらで忙しいからね。手を借りるのもなんか悪いような気がするしね。

車があっただけマシ。人間が2名動員できただけでマシ。そんな感じで荷物運び大作戦がスタートしました。

軽自動車

まずは我が家から車で30分程かけて入所予定のホームへ移動。同じ市内なんですが、西から東くらいの正反対に位置するため、時間がかかるんですよ。

ホームに着いたら、職員さんにご挨拶。部屋を開けてもらいます。内部を確認してから、必要そうなカーペットや家具類を搬入。

カーテンなんかも買ってきて、新品のやつをつけました。前の部屋で使っていたものは、アパート引き払う際に全部処分していたのでしょうがないね。

カーテン

前の住人が使っていたというクローゼットやベッドも貸していただきました。なので、うちから搬入したのは小型のカラーボックスとかその程度。そこはありがたかったよ。

ここまでは比較的順調に進みました。が、ここからが本番ですよ。

物持ちさんは私物が多め

兄は自宅にいろんなものを溜め込むタイプです。うちの親や祖父母もそういうタイプで、なんでも「もったいない!もったいない!」言いながら取っておく人達でした。

そのせいでガラクタばかり残されて処分が大変だったので、私はいらないものをスパッと捨てるようにしてます。子孫にゴミを相続させちゃいかんよ。

ちょっと脱線しましたが、こういうタイプの人はとにかく私物が多いんですよ。

アパート引き払いの時にかなり処分はしたんですが、それでも何かと荷物は多めです。その上、使える車もごく普通の軽自動車。軽トラですらないからね。

荷物の山

以前引き払ったアパートからレンタル倉庫へ荷物を移す時も、なんだかんだ3往復しました。だから今度もきっとそれくらいはかかるだろうと思ってはいたんです。

ただ、今回はいろいろと悪条件が増えてた。まず移動距離が前回のアパート~倉庫間より長い。そして冬道運転ですよ!

北海道の冬は当然のように雪が降るので、圧雪路面でツ~ルツル。そしてドライバーの夫は首都圏出身で雪道経験値が少な目なので、あまり無茶はできません。

え、私が運転ですか?私はね~、季節を問わず運転自体が苦手なんで、夫がいる時はいつも夫に運転してもらってます。雪道経験もあるし免許も持ってるけど。

そんなこんなで3往復

最初の1往復目は、土地勘のない夫の横で私がナビやってました。私は地元出身で、一応土地勘あったからね。土地勘のない冬道で運転させてごめんよ夫。

なんとかレンタル倉庫の前にたどり着いたら、なんと入口がない!いやあるんだけど、除雪が甘くてオフロード仕様の車でもないと入れない。

しょうがないので、隣に建ってるアパート付近の空き地に一時停車させてもらいました。荷物載せたらサッと移動するんで勘弁してくれ。

予想外の状況には少し戸惑いましたが、この数か月行き場をなくした荷物を預かってくれた倉庫です。文句言ったらバチがあたるってもんですよ。

荷物運び

冬の北海道でもなきゃこんな状況はあまりないと思いますが、こういう時にも役立ちそうな便利なサービス発見しました。Trunkという月額500円から荷物を預けられるレンタル倉庫です。

trunk


預けたものは画像付きでアプリから確認できるし、不要になったものはそのまま売りに出すことも可能なんだとか。なかなか面白いシステムですよね。

私のように冬の寒い中重い物運ぶのがイヤな人は、こういうサービス使ってみるのもいいかもしれませんよ。

もうちょっと早く知ってれば、私も余計な苦労しなくて済んだんだけどねえ。まあ、今更そんなこと言っても始まらないか。

何箱かダンボールを積んで、細かいものも一緒に積んでひとまず1往復。滑りやすそうなホームの非常階段から、えっちらおっちら荷物を搬入しました。

合間にコンビニ寄って休憩もしたよ。水分とったら冷えるんで超トイレ行きたくなって結局この日は二度、三度とコンビニのトイレ借りる羽目になったよ。

午前中早めに昼食取ってから作業開始したのに、2往復するころにはもう3時を過ぎてました。

子どものお迎えいくのも遅くなりそうだったので、保育園に連絡入れてもうひと頑張り。日も暮れてきて薄暗くなったからなのか、事故ってる車2台も見かけたよ。

あんなふうにはなりたくないね・・・と夫婦で話しながら、慎重に安全運転してなんとか3往復終わりました。最後に運んだ荷物が一番重たかったなあ。

無事に帰宅しました

そしてホームからまた30分かけて帰宅。幹線道路走ってたら大きいトラックがいっぱい。しかもビュンビュン飛ばす。普通車も飛ばす。

みんなよくそんなにスピード出せるなあって思いましたよ。うちは安全運転だったけど。だって夫婦で事故って死んだら、残された娘が可哀想だし。

保育園のお迎えにもギリギリ間に合いました。いつもより遅くなったからか、娘ちょっと涙目になってた。

泣く女の子

慣れない雪道運転に神経を使い、重たい荷物運びで体力を使ってヘロヘロになってた夫には、もう感謝してもしきれません。うちのしょーもない兄のために動いてくれてありがとう。

私一人ではきっと、この事態は乗り切れなかった。夫がいたからこそ、ふたりで力を合わせて乗り切れたのだと思います。

改めて、家族の大切さを噛みしめた一日になったのでした。

結論

これだけではただの日記みたいになってしまうので、いくつか今回の件で学んだポイントでも書いてみましょう。

・軽自動車も意外と使える
・お金がない時は体力・知恵・時間など他のものを用意しよう
・レンタル倉庫はガチで便利


お金がないならないなりに、なんとかする方法はあるものですね。まあ結局手持ちのカードを上手く使ってやっていくしかないんですけど。

切るカードすらないのなら、もう誰かに泣きつくしかありませんよ。で、泣きつく時にもやっぱり日頃の行い次第で対応が変わってくるわけです。

日頃から、人に対する優しさと感謝を忘れないようにしましょう。情けは人の為ならず、イザという時助けてもらう自分の為の保険なのです。

と書くと、なんだか打算的でイヤなやつみたいですが。理由はどうあれ、人に親切にして怒られることはないんだから結果オーライでいいんじゃないかなあ?

あなたも幸せ、私も幸せ。というwin-winな着地点を狙っていきましょう。



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